談山神社から吉野山を望む古城の山「高取山」へ、    
    ”サクラ”の花見ハイク!!
    2009年4月13日

     参加者:27名

古代飛鳥時代から吉野へ向かうには、耳我の峰(飛鳥の南、吉野の北に
東西に連なる標高600〜700m前後の山脈の中の峰)といわれる
山嶺を越えていかねばならなかった。
現在は、この山脈の中に位置してる竜在峠・芋ヶ峠・高取山等が縦走や
峠越え等に利用されています。

(アクセス)
往路:JR・近鉄鶴橋駅(大阪線)〜桜井駅(バスに乗り換え)〜談山神社バス停
復路:近鉄壺阪山駅(南大阪泉)〜近鉄あべの駅
(コース)
談山神社バス停〜冬野集落〜竜在峠〜芋ヶ峠〜高取山城址〜一升坂
〜サル石〜七曲り〜家老屋敷(植村邸)〜壺阪山駅
多武峰談山神社〜高取山   (奈良県)


談山神社を後にして、冬野へ向かう坂道の林道を登って行くと「冬野の集落」に辿りつきます。
集落は現在四・五件の戸数ですが、多い時には八〇戸もあり、そのうち茶店兼旅籠が四軒で、”四軒茶屋”と
呼ばれていたそうです。
道標に従い南に下り山道を進むと、「昔の茶屋跡」があり此処が「竜在峠」です。
竜在峠は岡寺や多武峰などと吉野を結ぶ峠です。
峠を右折して幾つかのアップダウンを繰り返し、芋峠への道標に従い進むと四等三角点のピークを踏み
長い急坂を下って行くと「芋ヶ峠」に着きます。
芋ヶ峠は古代から中世・近世にかけて、飛鳥と吉野を結ぶ峠で大勢の人が行き交い休憩した所!!
休憩を終えたら「高取山城址」へ・・・・・・・・・・・

峠から道標に従い山道を登りコブを二つほど越すと、伐採された斜面が広がり竜門岳が眺められ
稜線の右側の斜面を巻きながら進むと、左側の林道に出てしばらく辿ると山道に入る。
山道は見上げるばかりの高木の下を縫うように進み、壺阪峠からの道との分岐に着きます。
分岐を本丸があったとされる「高取山」へ・・・・・
石垣に沿って城跡の道を辿ると本丸跡の広場に着きます。
本丸跡からは天気が良ければ、「吉野山」や大峰山などの南方向の展望が良く
また、大台まで一望する事ができるそうです。

    ”広大な城郭に咲く桜は満開でした。v(=∩_∩=)”

※高取藩は、三河以来の譜代大名で二万五千石の小藩
  幕末には天誅組の攻撃を受け、これを撃退させるほどの活躍をみせて幕閣の
  覚えもめでたかったそうです。

元の分岐までもどり「一升坂」を下り、右に「サル石」をみて七曲りの急坂を下り
砂防ダム公園を過ぎ、田園風景の中を途中、「家老屋敷(植村邸)」を右にみて
道を進むと壺阪山駅に着きます。
近鉄大阪線桜井駅で奈良交通バスに乗り換え「談山神社バス停」で下車、多武峰談山神社を右に観て
冬野の集落へ・・・・・・・・・・
  ”桜は満開でしたぁ〜♪ d(⌒o⌒)b♪”
冬野の集落
冬野の名水
昔の茶屋跡
竜在峠
ピ|クからの急下り
談山神社
摩尼輪塔
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