2007-9-24
天気:曇り
昨日は秋分の日、一日遅れのお寺参り
天王山に登って約15kmのハイキングコースに
ある寺社仏閣巡りをします。
JR山崎駅で下車、駅を出ると左に妙喜庵がある。
※妙喜庵は、江戸時代末期までこの地にあった塔頭であったといい
明応年間(1492〜1500)俳人であり連歌師でもあった
山崎宗鑑隠居所として建立したと伝えられます。
京都の方に50メートルほど行き
踏切を渡ると登山口の標識がある。
此処からしばらくは、舗装道路のきつい登りが続き
途中、右折すると山荘美術館がある 。
急な坂道をしばらく上ると「宝積寺(ほうしゃくじ)」です。
山門をくぐり右側に三重塔を見て本堂でお参りして、本堂の右側から
いよいよハイキングコースに・・・・・
傾斜はきついがよく整備された広い道が続きます。
しばらく登ると酒解神社の鳥居が見えてくる。
鳥居の右手に旗立松展望台があって、そこからかつての合戦場が見渡せるという。
※「旗立松」は、秀吉が天王山合戦の時に味方の士気を鼓舞するために、
ひょうたんの馬印を立てた松があったとされている場所だそうです。
ここには展望台があり、桂川、宇治川、木津川の三川が合流する雄大な
景色が眺められる場所です。
鳥居をくぐり、しばらく登ると左手に「十七烈士の墓」への分岐が・・・・
階段を上ると「十七烈士の墓」が見えてくる。
※「十七烈士の墓」
筑後水天宮神官真木和泉守始め、尊皇攘夷の志士が幕府軍との
激しい戦いに敗れ、ここに永眠・・・・・17名の墓です。
十七烈士の墓を左に見てしばらく進むと、左手に祠が三つ並んでいます。
天照大神、月読大神、蛭子神を祀る「三社宮」です。
三社宮を経て「酒解神社」に出ます。
もうすぐ天王山山頂・・・・♪ d(⌒o⌒)b♪
緩やかな坂道を登ると山頂と小倉神社の分岐に出会い
左に登って行くと「天王山山頂」に到着です。
山頂には、山崎城址の案内板、秀吉が山城を築城した時に
掘った井戸跡があります。
”展望は悪いです”(´・ω・`)ガッカリ・・・
次は、乗願寺へ・・・
天王山からしばらくは竹林が続き、軽いアップダウンを繰り返しながら道は続く
竹林の中を歩くのも
”けっこういい景色だ”v(=∩_∩=)
しばらく進むと小倉神社への分岐点や水無瀬の滝への分岐点等を通過して
視界の開けた林道へ出た。
浄土谷です。
林道を左に・・・・・
少し登って下ると乗願寺 です。
途中、山道に入り石像「大日如来坐像」に寄ります。
※大日如来坐像
頭に宝冠を被り、両手を胸の前で智拳印を結ぶ金剛界
大日如来で花崗岩製の小型ながら全体に優れた彫りで
摩滅も少なく美しい姿である。
鎌倉時代の作と推測される
(写真は、薄暗かったのでシャッターぶれしてます。)
<( ̄∇ ̄)ゞゴメリンコ〜♪
元の林道に戻り下って行くと「乗願寺」です。
※乗願寺
洛西三十三所観音霊場番外、西山浄土宗の寺院。
天延年間(973〜976)に恵心僧都(えしんそうず)が開いたと言われています。
本尊の木造阿弥陀如来坐像は平安時代後期の大仏(おおぼとけ)。
丈六(高さ2.8メートル)の巨像で、京都府指定文化財。
乗願寺から小山の間を巻くように「楊谷寺」へ道をとりますが
少しでも距離を長く歩きたいので、あえて林道を進みます。(笑)
時々スピードを飛ばして行く車に、気をつけて緩やかな坂道の
舗装道路を登って行くと左に「楊谷寺(柳谷観音)」に到着
※楊谷寺(柳谷観音)
洛西三十三所観音霊場十番札所。
大同元年(806)、清水寺の開祖・延鎮による創建と伝えられる西山浄土宗の古寺。
本尊は「柳谷観音」の別名がある十一面千手観音。堂宇を結ぶ長い
回廊の周りを囲むように庭園があり、四季折々の花が咲きます。
初夏なら、奥の院参道を彩る27種4,500株のアジサイは見事。
毎月17日の縁日には多くの参拝者で賑わいます。
庭園は京都府指定名勝。本堂・庫裡及び書院・表門は 府の登録文化財。
奥の院の途中に「眼力稲荷」がある。
”眼にいいらしい ”
ここで昼食休憩
休憩終えたら
林道を車に注意しながら下って、右手の岩壁に
不動明王・地蔵菩薩・大日如来・虚空蔵菩薩などの弥勒十三仏と
”丁石地蔵”を見ながら
長岡天満宮、阪急長岡天神駅へ・・・・・