高御位山(たかみくらやま)
(アプローチ)
<往路>JR大阪駅(新快速)〜加古川駅(乗り換え)〜曽根駅
<復路>宝殿駅〜加古川(新快速)〜JR大阪駅
登山口
(兵庫県高砂市)
2007-4-23
天気:曇り晴れ
参加者:24名

高御位山は、さほど標高はないがコースの
ほとんどから展望が楽しめます。
また岩山の特異な山容で、あちこちに岩場の
登り下りがある変化の富んだ山で、山頂には古くから
信仰を集める「高御位山神社」があり
「播磨富士」とも呼ばれています。

コースの全域から瀬戸内海・播州の山々が見れて
春は桜の名所。
馬の背付近では、ツツジも咲いています。


JR神戸線「曽根駅」で下車、駅を出て東に進み国道2号線の
丁字路を左折して陸橋を渡り、すぐ右のわき道に入り
民家の横の「豆崎登山口」から入山します。

※小さな手作りの道標を見逃さないように・・・


歩き始めて直ぐ岩場の急斜面を登り、
尾根筋の道を進みます。
まもなく道の中央に洞穴が、経塚山古墳です。
潅木の中の岩場を登り、全山縦走コースと合流
急坂を登りきったところで休憩です。


※経塚山古墳
時期:4〜5世紀(古墳時代)
墳丘:前方後方墳全長23.6m高さ2.37m
石室:竪穴式3.85m×1.85m高さ1.35m
備考:1980〜81年に高砂市教育委員会が調査


道は岩の上を歩きます。
右眼下に銀色に光る鹿島神社の鳥居、前面には高御位山の
全容が、左にははるか遠くに姫路城も見えます。


二度のアップダウンを繰り返し、鹿島神社との分岐に合流
ここが鹿島自然公園です。

藤棚があり藤の花が、綺麗に咲いていました。


広大な一枚岩の「百間岩」を登ります。
案外と滑りにくい岩なので登りやすいです。♪ d(⌒o⌒)b♪

登りきると大パノラマが広がり、前方に双耳峰の
「鷹ノ巣山」が見えます。


馬の背分岐を過ぎてから小さく下り、登り返すと岩場の
急な下り坂になるので慎重に下ります。

急坂からだらだら登りに変わり、一度下って岩場を
登り、平坦地から急坂を登ると
「高御位山」の山頂に着きます。
ここで昼食休憩します。

頂上には「天乃御柱天壇」と書かれた石柱と方位盤が
設置されて
パノラマも最高にいいです!!


下山は「高御位神社」の横から始めて
岩場中央の北山方向に下ります。
急坂なので慎重に・・・・・


振り返り高御位山の姿を見るが低山を感じさせない。

此処からは岩場も少なくなり潅木の尾根道なので展望は良い
高砂市や加古川の市街地を眺めながら下り続けます。

樹木の急坂を降りた所が「辻」の集落です
お地蔵さんを右に進み「JR宝殿駅」へ・・・・


途中、「米相場中継所跡」の旗振り山であったと書かれた
案内板と「太閤岩」がありました。

※旗振り山
大阪・堂島の米相場を須磨の旗振山等を
中継して明石から姫路へと伝えていた

※太閤岩
約400年前、豊臣秀吉が志方城を攻めた時
ここに本陣をおき、この岩に腰掛けて
采配をとったと伝えられる。




”お疲れ様でした”

ajiさん
(コース)
JR曽根駅〜岩場(豆崎奥山)〜鹿島神社分岐〜鷹ノ巣山
高御位山〜北山分岐〜辻〜JR宝殿駅
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