信貴山(437m)高安山(489m)
(アプローチ)
<往路>JR天王寺駅〜JR王子駅(近鉄生駒線に乗り換え)〜近鉄生駒線信貴山下駅
<復路>近鉄信貴線服部川駅〜近鉄山本駅(近鉄大阪線に乗り換え)〜近鉄鶴橋(JR鶴橋)駅
))
(大阪府・奈良県)
(コース)
近鉄生駒線信貴山下駅〜仁王門〜信貴山〜弁財天ノ滝〜高安山〜立石越
〜十三峠〜水呑地蔵〜玉祖神社〜近鉄信貴線服部川駅
信貴山下駅
仁王門
信貴山
総本山信貴山
弁財天ノ滝
高安山山頂
大阪市街
水呑地蔵
玉祖神社
服部川駅
        2006-3-20
        天気:快晴
        参加者:2名
        歩行時間:約5時間

信貴山は大阪と奈良の県境を南北に走る生駒
山脈の南端に位置し、史跡の多いところである。
また天智天皇が国防の砦とした高安山と並び
立つ、その山頂には松永久秀の城があったと
伝えられます
眺望にも恵まれ、信仰の山として親しまれています。


信貴山へはJR王子駅で近鉄生駒線に乗り換え、
信貴山下駅で下車、駅前から西へ向かい信貴ケ
丘の団地を通り近畿自然歩道の道標に従い歩い
て行くと、やがて仁王門に辿りつきます。

門をくぐって参道に入り、土産物店で名物の
「よもぎ餅」を買い朝護孫子寺への階段をあがる。

※この寺は「信貴山の毘沙門さん」と呼ばれ、
境内には本堂、三重塔などがあります。

境内を通り、朱塗りの鳥居が続く坂道をどんどん
登って行くと空鉢護法堂のある「信貴山山頂」に
着きます。
展望は良いです。
”二上山・葛城山・金剛山の山々と大和高田方面
の眺めが素晴らしいです。”

景色を堪能したら、もと来た道をもどり信貴山
奥の院方面の道標に従い左の山道に入り、
高安山に向かいます。

少し下って左の枝道へ進みます。
道しるべに気をつける、まっすぐ行くと平群へ行く
樹林帯に入ると狭い鞍部に出ます。
左へ下ると「弁財天ノ滝」に行きます。

来た道をもどり、分岐を「高安山」へ向かいます。
途中、高安城跡への分岐を右に見送り静かな樹
林の道はドライブウェイを横切って上に上がり、
広い林道に出ます。

左に20mほど行き、切り通しを右へ登ると笹の茂
る「高安山山頂」に着きます。
木の間から僅かに河内平野が見下ろせるだけで
展望は悪いです

もと来た切通しに戻り、林道を北進して「立石越」
に出ます。

ここから道標に従い大道(おおと)越を経て、
石仏と十三塚がある十三峠へ歩きます。

※十三峠は、在原業平(ありはらのなりひら)が
  大和からこの峠を越えて玉祖神社に参る
  途中、村の娘と恋仲になったという話が
  伊勢物語に残されている。

十三峠には奈良県平群(へぐり)から大阪側の
服部川に続く古い街道が残り、ドライブウェイの
下を通っている。

十三塚は旧街道の向こう奈良県側にあります。

峠から河内平野・大阪市街を眼下に、遠くに六甲
山系・瀬戸内海・淡路島まで望めます。(^O^)/

ガードをくぐり下って行くと左の小高い丘に「府民
の森公園」があり、サクラの木が沢山あります。
(花見の場所に良い所です)

しばらく街道を下ると「水呑地蔵院」に着きます。

水呑地蔵の本堂の裏には祠があり、地蔵の前には
「弘法水」と呼ばれる清水が湧いています。
サクラの木に包まれた境内は休憩するのにも良い。

次は石仏の並ぶなか、水の流れに沿って街道を
下って「玉祖神社」へ行きます。

※玉祖神社は玉造氏の祖、太王明神が祭られて
  いる。
  高安11カ村の氏神として信仰されています。

参道は緩やかな登りで境内には天然記念物の
大きな楠木があり、静かな雰囲気です。

展望は良いです!!

しばらく休憩して「近鉄服部川駅」へ・・・・・
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