魚  谷  山
アプローチ
京阪線(特急)淀屋橋〜出町柳駅(叡山電鉄線に乗り換え)〜二ノ瀬駅<復路>貴船口駅(叡山電鉄)〜出町柳駅
京阪線(特急)出町柳駅〜淀屋橋駅
コース
二ノ瀬駅〜夜泣峠との分岐〜樋ノ水峠分岐〜尾根道の分岐〜滝谷峠〜魚谷山〜滝谷峠〜奥貴船橋下分岐
〜貴船神社奥宮〜貴船神社〜貴船口駅
2005年2月21日(月曜日)
天気晴れ
歩行時間約7時00分
参加者33名

京都洛北の二ノ瀬から、文徳天皇
の第一皇子惟喬(これたか)親王に
まつわる伝承の跡を辿り貴船山山腹
の峠から貴船川の清流を下る。

1月3日、下見に来た時は二ノ瀬の
駅は雪が積もっていました。
   下見のページ

京阪出町柳駅から叡電に乗り、二ノ
瀬駅で下車して踏み切りを渡り、坂道
を下る。
左折して(本来は貴船川の右岸を行
き、民家の間の私道を抜けて小川に
架かる橋を渡る)貴船川の左岸を行き
、まもなく叡電の軌道に出て遮断機の
ない無人踏切を渡って惟喬親王の母
紀静子を祭る「富士神社」を右に見て
道標に従い右手の緩やかな坂道を登
る。鬱蒼とした杉林の続く道をジグ
ザグに上がると、山を巻くような緩や
かな登りとなる。すぐに展望の良い
歩きやすい道となり、
比叡山や京都市内が眺められる。
やがて夜泣峠との分岐へ出る。
左に行くと夜泣峠へ出るが、北進して
緩やかな尾根道(二ノ瀬ユリ)を歩く。

(※ユリ・・・山仕事のために造られた
坂道)

すぐ先で尾根道と別れ、左手の平坦
な道を進むと沢につきあたる。
樋ノ水峠との分岐で、道標に従い沢
を登る
やがて尾根道の分岐に出て滝谷峠へ
向かう。
貴船山の山腹を巻くように杉林の中を
歩くと尾根道になり杉林を抜けると、
見晴らしの良い所に出てまもなく滝谷
峠に着く。
峠から右へ行くと貴船口へ、左に行く
と直谷・魚谷山へ・・・・

滝谷峠で昼食休憩

昼食休憩を終えたら魚谷山へ・・・・・
滝谷峠から直谷(すぐだに)へ下って
行きます。この辺りは雪が残ってて
滑りやすいから慎重に下ります。
暫く下って行くと沢に出て、右へ沢沿
いに歩いて行きます。
川を何度か渡ると、やや明るくなった
地点に出る。
さらに進むと雑草の覆われた分岐が
あり右が北山荘左が魚谷山へ・・・・・

※ 本日の失敗は此処から始まる。
(本来は、分岐まで戻り左の沢を登り、
道と沢が重なるようになり、傾斜がき
つく左手に曲がりこむと柳谷峠に着く。
峠から左にとり、坂道を登ると魚谷山
山頂に着きます。)

北山荘の左急斜面を無理に登って、
しかも大きく遠回りして尾根道に出て
やっと柳谷峠に着きました。
峠から左にとり、坂道を登ると魚谷山
山頂に着きます。
山頂は雑木が邪魔して、展望は
良くない。
山頂から下山して滝谷峠まで戻ります。
「滝谷峠」まで戻ったら、直進して下る。
沢状の歩きにくい道で、しかも積雪で
滑りやすい危険な箇所がひとつ、慎重に
下る。20分程で林道に出る。
芹生峠へ続く車道が見えてくると、
貴船川に
架かる奥貴船橋下分岐の車道にでる。
貴船川の左岸の車道を下って竜宮橋を
渡ると右側に「貴船神社奥宮」がある。
奥宮境内には、玉依姫伝説を伝える
大きな船形石や、杉に楓がからまった
連理の杉という大木がある。
緩やかな車道を下って行くと右手に
「中宮」が、もう少し下ると「貴船神社」
があり、貴船川に沿って下ると叡電鉄
「貴船口駅」に着き、一路大阪へ
 ”お疲れ様でした”
           
ぶらりajisan
富士神社
樋ノ水峠への分岐
滝谷峠
魚谷山山頂
貴船神社奥宮
貴船神社
(標高816m.)
頂いた写真です。
ありがとうございました。
(貴船神社は1月3日撮影)
     今西錦司氏記念碑
人類学者で登山家の同氏を偲び、日本
山岳会京都支部が全国の会員や京都
大学士山岳会などの協力を得て、94年
6月に完成した。
直径約1.5bの自然石に、縦52a・
横35aの銅合金のレリーフをはめ込んで
いる。
その付近には同氏の母校・京都一中
(現・府立洛北高校)の山小屋があった
といわれている。
昭和17年に現在の北山荘に建て
かえられ、現在は同高校山岳部が
管理している。

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