二上山
雄岳と雌岳が寄り添うように、なだらかなシルエットを描き
出す二上山は、その山麓から眺める山姿にやすらがを
覚える
古くは男女二神にみたて、ふたかみやまと呼ばれていた。

登山シーズン
サクラの咲く新緑のころ、および秋口から晩秋がこの山と
山麓一帯の風景を美しく飾る。
コース中には、危険な所はないがアップダウンはあるので
軽登山靴がよい
参考コース
近鉄南大阪線二上神社口駅(10分)加守神社(40分)二上山雄岳(10分)鞍部(5分)二上山雌岳(5分)鞍部(20分)岩屋峠(10分)祐泉寺20分)当麻寺(10分)当麻寺駅
サブコースは、二上山駅から上ノ池を経て、雄岳に登り太子温泉または雌岳西側
の尾根を鹿谷寺跡へ下るコース
二上山は、山頂からの眺めも良いが山麓の名所・旧跡が
魅力
当麻寺は、三重ノ塔・本堂・金堂などがあり、門前には
名物の草もちなどを出す茶店もある。
花の季節は、石光寺の寒ボタンが12月〜1月上旬
二上山のサクラが4月中旬
当麻寺のボタンが5月
山麓に咲く彼岸花とコスモスが9月ごろ
平成16年01月04日
雄岳山頂(517.2b)には、赤い社の葛木坐二上山神社
(かつらぎにいますふたがみやま)、
その右に大津皇子の墓がある。
大津皇子は、無実の反逆罪に問われ、24歳の若さで世
を去ったという。その悲しみを大来皇女(おおくのみこ)は
「うつそみの人にある吾や二上山を弟世(いろせ)と
わがみむ」と歌にたくしている
史跡岩屋
石切り場
日時計
遺跡鹿谷寺跡
PLの塔(高校野球で有名なPL学園高校がある。)
明日香の里
この遺跡は疑灰岩の石切場跡に造られた8世紀頃の寺院です。
寺の中心部は、石切場跡の尾根を幅10m程度南北に切り出して造成されています。
遺溝としては疑灰岩製の十三重多層塔と浅い石窟に線刻された三尊坐像及び
西側岸壁寄りの小岩塊に浮彫された仏立像一体があるのみである。
十三重多層塔は、地山を掘り残して造成されたと伝えられている。
また塔の南側には舎利孔が穿たれています。
鹿谷寺(ろくたんじ)
頂上・・・頂上から見る奈良の都
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