　　　　　　　　2006-3-27
　　　　　　　　天気：快晴
　　　　　　　　参加者：23名
　　　　　　　歩行時間：約５時間

六甲山を主峰として東西に走る六甲連山の中でも
最も西に位置する。
鉢伏山・旗振山・鉄拐山・栂尾山・横尾山・東山が連なり
途中にアルプスを思わせるような岩場などがある。

山陽電鉄須磨浦公園駅で下車、ロープウェイ駅の左手
から遊歩道を辿ります。

目の前は海で海岸線からの登りになります。
須磨浦公園の中の遊歩道を道標に従い、右側の急な
石段を登って行くと、中々急で一汗かくが来た道を
振り返ると淡路島・明石大橋・瀬戸内の海が見えます。

ロープウェイ山上駅あたりが「鉢伏山」で、しばらく眺望を
楽しんで山道をたどって行くと「旗振山」に着きます。

※旗振山は大阪の米相場を伝える中継地点の山で
　　あった。

いよいよ六甲山縦走路です。
縦走路を東へ道標に従い「鉄拐山」へ
鉄拐山の頂上は眺望は望めません。

山を抜けると綺麗な公園に出ます。
眼下に「高倉台団地」が見えます。

※高倉台団地はかつて高倉山であったが、ポート
　　アイランド埋め立てのために山ごと持って行かれた

道標に従い急な階段を下り、高倉台団地の中心部を
抜けて、歩道橋を渡ると削り取られた山の斜面に
コンクリートの急階段があり登りきると尾根に出る。
尾根を少し歩くと「栂尾山」の頂上に着きます。

栂尾山の展望塔に上がると高倉台団地・鉄拐山・旗振山
を一望できる。

栂尾山頂上からいったん鞍部まで下り、緩やかな尾根を
登ると「横尾山」の山頂に着きます。

横尾山で集合写真を撮って、これから「須磨アルプス」の
岩稜地帯である鉄バシゴ・クサリ場など、風水食した
花こう岩の露岩地帯を抜けて普通の山道をたどると
東山の頂上に着きます。

ここから振り返ると、先程通ってきた露岩地帯がアルプス
の名に恥じない姿で眺められます。

東山の頂上で昼食休憩です。

次は「高取山」へ・・・・

北側の急な下り坂を下りて六甲山縦走路の道標に従い
「妙法寺」を左に見て、交差点を直進して少し行ったところで
右に折れ民家の間を抜けて　山道に入る。

しっかりした山道を登ってジグザグの坂を過ぎると
尾根沿いの道になり、一汗かいて登りきったところで
荒熊神社に着きます。

山の上の神社なのに平地にいる様な雰囲気で
展望は良いです。
ここから神戸港の沖に浮かぶ「神戸空港」が
霞の中、見えます、

尾根をたどると「高取山」に着きます。

高取神社奥の院を左に見て東に延びる参道は
六甲全山縦走路にもなっているので
道標に従って縦走路を下って行くと「丸山の住宅地」に
出ます。

住宅地を抜けて神戸電鉄「鵯（ひよどり）越駅」から
一路大阪へ・・・・・